映画ジョーカー、監督自身が妄想説否定派を否定「いろんな議論が生まれるように作ってる。見たまんま受け止めるのは馬鹿」
■『ジョーカー』ラストシーンが意味するもの
(中略)
米Los Angeles Timesにて、フィリップス監督は、アーサーがなぜアーカムにいるのか、その理由さえも明らかにしようとしていない。
「僕とスコット(・シルバー、共同脚本)、ホアキンは、アーサーが何を抱えているのかという話を一度もしたことがないんです。
僕は“アーサーはナルシストでね、これで、こうで”なんて絶対に言いたくなかったし、ホアキンに俳優としてそういうことを調べてほしくもなかった。
ただ、“彼は狂っているのだ”と言うだけでした。精神を病んでいるのかどうかさえ分かりません。」
謎めいたアーカム州立病院について、フィリップス監督はほとんど何も明かさない構えだが、ひとつだけ確かなことがあるという。
それは、最後にジョークを思いついたアーサーの身体に現れる反応だ。
「あのシーンだけが、彼が唯一純粋に笑っている場面です。この映画には、いくつかの笑い方が登場します。
アーサーの苦しみから生まれる笑い、彼が大勢の一員になろうとするときの偽物の笑い――これが僕のお気に入りなんです――、
そして最後にアーカム州立病院の部屋で見せるのが、唯一、彼の心からの笑いなんですよ。」
スレッドURL:http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1572937484/
ところで『バットマン』ファンなら気になるのは、のちにバットマンとなるはずのブルース・ウェインとアーサー・フレックの年齢差だろう。
多くのコミックや従来の映画において、バットマンとジョーカーの年齢は近いものとして設定されることが多いが、『ジョーカー』の2人には親子ほどの年齢差がある。
ならば、アーサーの年齢設定はどうなっているのか。この問いかけに対し、やはりフィリップス監督は「一度もきちんと考えたことがありません」と質問者を煙に巻いている。
この“年齢問題”は、『ジョーカー』の物語がどこまで事実として起きたことなのかを確定できないのと同じく、また異なる仮説を本作にもたらした。
つまり、バットマンとジョーカーの年齢に差がありすぎるため、アーサー自身はジョーカーではなく、のちにジョーカーとなる人間を覚醒させた人物ではないかというのだ。
私たちのよく知る“本物のジョーカー”は、たとえばトーマス・ウェイン夫婦を射殺した男など、暴徒と化した人々の中にいたのではないかと……。
つまるところ、『ジョーカー』は謎だらけなのである。そして言うまでもなく、これはフィリップス監督らが完全に狙って仕掛けたもの。
試写の段階から、関係者や友人たちの間でもあらゆる仮説が出ていたそうで、監督は「映画の内容はすべてアーサーのジョークにすぎない説」も、
「アーサーは本物のジョーカーじゃない説」も早いうちから把握していたという。米Colliderにて、監督はこう述べた。
「この映画を観て、“あっ、分かった”という人がたくさんいますよね。僕は彼らが正しいかどうかは言いませんけど。
“分かった、彼はジョーカーじゃなくて、ジョーカーに影響を与えた男なんだ”と言われれば、“その見方は面白いですねえ”と。
そしたら“どうして?”って思われるんですが、(アーサーとブルースの)年齢差とか、そのほかにもいろいろ、僕からすると“面白いですねえ”ですよ。」
ちなみに監督は、こうしたファンの仮説について「自分では調べないようにしています、答えを言いたくなってしまうから」と言いつつ、
「あらゆる見方ができるのが良いところなんです」と話している。主演のホアキン・フェニックスも、これと全く同じことを語ったのだった。
「今回の脚本やみなさんの反応で面白いのは、みんなが別々の感覚を抱くところ。あるものが何を意味していて、どこが現実でどこがそうでないのか、みなさんが全く違うことを考えるところです。
だから、もし僕自身の意見があったにせよ、それをお話しするつもりはありません。普通の映画にはない形で観客を作品に参加させることが、この映画の面白さのひとつだと思っていますから。
映画に参加して、どれが現実でどれがそうでないのかを判断するのが楽しいんですよ。」
とはいえフィリップス監督は、いずれ『ジョーカー』で描いた謎の答えをすべて明らかにするつもりだという。
「いずれ、僕たちが何を考えていて、執筆時に何を意図していたのかをお話しすることにします。それは大切なことだと思っていますが、ただし今じゃない。[中略]
この映画を振り返るのが楽しくなるほど、遠い未来のことになるでしょう。なぜなら、みなさんの体験を邪魔したくないから。
これから出てくるかもしれない仮説の妨げになりたくないからです。それこそがこの映画を面白いものにしてくれるんだと思いますしね。」
何となく雰囲気で作って後は視聴者が都合よく考えてくれる
つまり監督が話をしていることも含めて真実はない
御都合主義だってこと
妄想かどうかとか、本当のジョーカーは別に居るとか
下らなすぎる
そんなことは物語の本質ではないんだよ
そうだね
同じ年代でなければならないなんてルールはないんだよ
ジャップは馬鹿しか居ない
そんなにダークナイトと設定が違うのが嫌なのか?
年齢差の設定考えてからホアキン起用しよう!と考えたとは思えないし、そこはメタ的に考えて無視していいでしょ
スコセッシは天才だよなってことかな
餌になるの嫌
ハイスクール奇面組の最終回と同じってどうしようもなくね
せめて東京大学物語のループ構造にしろよ
どこが夢落ちだよ?お前見ててそう言うならやばいぞ?
映画自体がフィルムに定着した
夢のようなものだよ。
時系列で並べたらジョーカーになった後だろうし
アーサーの妄想とかいう話にはならん気がするするが
要は綺麗な絵だったり曲だったりテンポだったりで頭空っぽなら面白いで終わってるの?
考え始めて楽しいのは観てる間じゃなくて観終わった後の話で、感想見てると期待の方がデカくてがっかりしたのばっかなんだけど。
Source: 映画.net