BFV:”良い試合”を演出する「接戦システム」発覚、パッチノート非掲載の変更点も
そのシステムの存在を開発元であるDICEが公表していないとして、コミュニティの間で話題となっています。
現時点で明らかになっている「接戦システム(Catch-Up Mechanics)」の内容は、「ゲームモード:コンクエストにおいて、チケットで劣勢なチームの拠点確保の速度が早くなる」というもの。
オープンベータからアーリーアクセスで多くの接戦を経験したプレイヤーの中には、システムの存在に気づいた人も少なからずいることでしょう。
拠点を確保する速度が早まれば、その分立ち止まる時間が少なくなるためチーム全体の機動力が増すだけでなく、そもそも拠点守ろうとしても間に合わなかったり、敵が気づく前に拠点を取れてしまう場合もあり、かなり強力な逆転要因として機能します。
コミュニティーからは批判の声も
このようなシステム自体はカジュアル寄りのゲームでは珍しいものではなく、
前作『バトルフィールド 1』でも「巨大兵器」として実装されていました。もちろん、優勢側が攻撃を集中させれば数分以内に倒されていた巨大兵器と比べれば、システムとしての実際の強力さや影響力は段違いと言えます。
コミュニティからは、「試合開始直後から勝つために努力したチームに不公平」、「微妙なシステム」、「なぜオンラインマッチで人工的なサポートを入れるのか?」、
「負けチームをなんとかしたいという気持ちは理解できるが重大な過ち」といった意見や、
「チートや不正の類と同じレベルのものであり、公平な試合を妨げるものだ」として反対しているプレイヤーも少なくありません。
筆者がプレイした際も、明確ではありませんが、負け戦の際に拠点が早く制圧できた気がしたり、意外に盛り返したような印象があります。
差し当たり、現状では「勝っていても気を抜かない」、「負けていても諦めない」を意識して覚えておく必要があります。
もちろん、そのこのシステムの存在自体は問題ではありません。「接戦システム」の調整または可否は、コミュニティと開発が協力して対話をしながら解決していくべき課題です。
問題は、「接戦システム」の詳細どころか、存在そのものが公式に明かさていないこと。
ゲームプレイの根幹に関わる要素がいつ発動し、どのようなアドバンテージで、具体的に数値がどう働いているかが不明なことです。
「接戦システム」が何であるのかを知らなければ、プレイヤーから有意義なフィードバックが産まれることはなく、
その意図と効果が分からなければ、勝利と敗北すら曖昧なものになってしまいます。
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch