SONYsスパイダーマンユニバース、とうとうアベンジャーズより豪華になってしまう

映画
ヴェノム　2018年10月5日 2018年11月2日
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ　2021年10月1日 2021年12月3日
モービウス2022年4月1日
クレイヴン・ザ・ハンター　2023年10月6日
エル・ムエルト　2024年1月12日
マダム・ウェブ 　2024年2月16日
タイトル未定 Sony’s Movie 2024年7月12日
ヴェノム3　公開日未定

ドラマ
『Silk:Spider Society(原題)』Amazon Prime Video

ワーナー、ジェームズ・ガンによる新たなDCユニバース＝DCUを始動させる！

DCまわりで衝撃的なニュースがありました。あのジェームズ・ガン監督がDC映画のボスになる！　というのです。これは一体どういうことなのか？　実はDCの親会社であるワーナー・ブラザース・ディスカバリーのCEOであるデヴィッド・ザスラフはここ数カ月、DCの映画ビジネスを立て直せる責任者をずっと探していたと言われています。DCファンにとってこのザスラフの名が話題になったのは、彼が『バットガール』をお蔵入りにした人物だからです。
そう、ザスラフはこうしたドライスティックな対応をする一方、この先10年ぐらいの、しっかりとしたDC映画の戦略を作りたいと言っていました。そのためにはマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の立役者で、マーベル・スタジオの社長でもあるケヴィン・ファイギ的な人物がDCに必要であると。そして、この“DC版ケヴィン・ファイギ”としてジェームズ・ガン監督と映画プロデューサーのピーター・サフランが抜擢され、彼ら2人は今後のDC映画、ドラマ、アニメを総括する新部門（新会社）、DCスタジオの共同CEOに就任すると。
最初に言ってしまうと、このDCスタジオが管轄するのは、今現在、俗称“DCエクステンデッド・ユニバース／DCEU”と言われているDC映画群。すなわち2013年の『マン・オブ・スティール』から始まり最新作『ブラックアダム』、この先の『シャザム！～神々の怒り～』『ザ・フラッシュ』『アクアマン・アンド・ザ・ロストキングダム（原題）』に繋がる作品たち。何を言いたいかというと、そもそもDCEUとは別の世界観で作られてきた『ジョーカー』およびその続編でレディー・ガガがハーレイ・クインを演じると言われている『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ（原題）』はこのガン監督たちの管轄外。またマット・リーヴスの『THE BATMAN－ザ・バットマン－』およびその続編が作られた場合のザ・バットマン版DC世界がガン監督たちの傘に入るかは不明のようです。
これについて『ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー』のプレミアに参加していたケヴィン・ファイギはマスコミからの「ガン監督がDCスタジオのトップになることについてどう思うか？」に対し「ガン監督のファンとして彼の関わる映画が出来たら真っ先に観客として駆けつけるよ」とエール。でも、「5月まで（要は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol3』の公開まで）はマーベルのために働いてもらうよ」とコメントしました。
ケヴィン・ファイギはガン監督がDCで『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』を撮っている時に現場に遊びに行ったらしく、ガン監督とはとても仲がいいようです。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol3』については、先のサンディエゴ・コミコンでガン監督自身が、現行のガーディアンズ映画の最終作になる、と公言しており、彼自身が本作をもってMCUから一旦離れるとは言っていたので、いいタイミングではあるのですが。ちなみにガン監督たちがDCスタジオで展開するDC世界は、今後はDCEUという俗称を使わず、DCユニバース＝DCUという正式名称で呼ばれるそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a1895a463bcdbc90e126f7bc432d0115d35ddd53