【俳優】ニコラス・ケイジがニコラス・ケイジ演じる映画、日本公開決定 ─ 邦題『マッシブ・タレント』で2023年春、上陸

ニコラス・ケイジがニコラス・ケイジ役を演じる映画として話題を集めていた映画『The Unbearable Weight of Massive Talent（原題）』が、『マッシブ・タレント』の邦題で2023年春、日本公開されることが決定した。

本作は、ニコラス・ケイジが自分自身を落ち目のアクションスターとして演じることが注目されていた作品。『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、演技派俳優としての地位を確立すると同時に、アクション超大作にも出演を果たし人気を確立したニコラス・ケイジ。キャリアは栄華を極めるが、その後出演作の興行的失敗が続いたことでハリウッドからのオファーも途絶え、多額の負債を抱えてしまう。だが、ニコラス・ケイジは決して諦めなかった。

「働きすぎ」と周囲から揶揄されながらも何十本もの低予算映画へ出演し、借金を完済したニコラス・ケイジの下に本作のオファーが舞い込む。演じたのは彼の分身と言えるどん底の俳優ニック・ケイジ役だ。

ニコラス・ケイジは自分自身を演じることについて、「この役を演じることに興味はなかった。ただ、監督のトムから熱のこもった手紙が届き、彼の脚本に目を通してみた。第1幕は本当に恐ろしかったが、第2幕、第3幕と進むうちに、心躍るような冒険に連れ出してくれると感じた」とコメントを寄せている。

共演は「ゲーム・オブ・スローンズ」、「マンダロリアン」ほか話題作へ引く手あまたのペドロ・パスカル。本作ではニック・ケイジに心酔するスペインの大富豪に扮し、ニコラス・ケイジとの見事なケミストリーを結実させている。

というか若手やインディーズやB級監督にチャンス与えるニコラス・ケイジは実は良い人

日本の禿げときたら（笑）

ニコラス・ケイジ版、孤独のグルメ