セガ、バーチャファイターの完全新作を開発する可能性を示唆
10年以上の休止期間を経て、今年久々に新作を発売したこのシリーズについて「――ファイナルショーダウン」で
プロデューサーを務めていた青木盛治氏が興味深い発言をしているのだ。
まず彼は復帰作がそもそも収益性を度外視していたことを告白。
採算を考慮せず、この作品が今どれぐらいの力を持っているのか試すために開発したと述べると
有難いことにその強さは今も及第点を出せるものだったと説明している。
さらにダウンロード数はソニーが予測した数字を上回っていたうえに、
プレイヤーも持続的な利用をしていたと語り反応は思いのほか良い結果だったと分析。
セガがいずれ完全な形での新作を発売する、少なくともそれについて大いに議論している事を示唆していた。
以下が彼の発言である。
「ユーザーの定着率についていえば、まず日本で高い数字を示していました。
日本で生まれたソフトなだけに、やはりその影響は強いように思えますね。
またアジア、欧州、米国でも多くのユーザー人口を獲得したと言えます。率直に言ってダウンロード数は当初の想定以上の結果でしたよ」
「SIEには発売前にそのゲームのDL数を推定する「予測チーム」というのが社内に存在するのですが
今作は彼らが事前に推し量った最大目標数値と極めて近い結果でした。
このソフトを発売した目的の一つにシリーズの潜在能力がどれ程のものなのか調べるというのがあったわけですが
結果は予想以上に素晴らしいものでしたね。今もとても多くの人が関心を持っていることが分かったわけですから。
ですから、今後どうするべきか深く考えるのが現在の私達の仕事となります」
「私は今後このゲームの持っている可能性について徹底的に調査、分析し
次回作の開発について真剣に考えることとなるでしょう。
それに付け加えるならば、次はこういうものにしたいという展望も私にはありますよ」
彼は新しいバーチャファイターがどのようなものになるかについては一切話していない。
それにもし制作するとしても、完成には数年必要になれば世界中のユーザーに楽しんでもらえる形を
模索しなければならないとも発言しているため発売は当面先だろう。
ただ青木氏はクロスプレイなしでマルチプラットフォームにすると利用者が分散してしまう懸念があるとしながらも
問題をうまく解決できるならばファイナルショーダウンをSteamに移植する可能性も示唆していたため我々はこれを楽しみにする事が出来るはずだ。
https://wccftech.com/virtua-fighter-5-ultimate-showdown-successful-future-games-considered/
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch