IGAこと五十嵐「Bloodstainedの開発に4年は長すぎた。今後は続編や新作を作りたい」
五十嵐 正直に言うと、当初は発売までにここまでの時間がかかるとは思っていませんでした。
Kickstarterで目標額を遥かに超える資金が集まり、ストレッチゴールも大量に増やした時点で開発期間が長くなることは想定していましたが、日本語版の発売が海外版よりも遅れてしまったことは完全に想定外でした。
流通に関するトラブルが原因なのですが、日本の皆さんには本当に申し訳なく思っています。
ですので、いまは発売できてホッとしているというのが率直な感想です。
――4年という期間はやはり長いですよね。
五十嵐 本作は505 Gamesさんが全世界のパブリッシング権利を持っていて、開発資金の援助もしてくださっていました。
それに4年も応えられずにいたわけですから、本来さじを投げられていてもおかしくない立場なんです。
それでも、彼らは僕たちの可能性を信じて待ち続けてくれました。本当に感謝しています。
――本作の今後の展開について教えてください。
五十嵐 まず、日本の発売が遅れてしまったことについて申し訳ないと思っております。
すでに発売されている海外では、かなりセールスも伸びていて、パブリッシャーさんにも喜んでいただけているのではないかと思っています。
ここまでセールスが伸びていれば、当然続編の期待も高まってくると思います。
僕個人、そしてArtPlayとしては、やはりフランチャイズ化を夢見てしまいます(笑)。
シリーズタイトルになってくれたらいいなと強く願っていますし、そのための計画は立てていきたいと思っています。
――それは、期待するファンは多いでしょうね。
五十嵐 一方で、本作ばかりやっているわけにはいかないという面もあります。
単純に、本作のセールスが好調であるということは、我々の足場が固まったということでもあるので、この機会に会社をより成長させたいと思っています。
そのためには本作だけでなく、ほかのタイトルも手掛けていく必要があると考えています。
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch