「なぜ日本人はXboxを買わないのか」と米メディア Xbox One販売数、世界の0.3%

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1: 風吹けば名無し 2019/10/27(日) 12:39:51.20 ID:dRleJkn8a
◆日本市場での苦境際立つ
 米CNBCはXbox Oneについて、ソニーと任天堂に並ぶ一大プラットフォームになっていると伝えている。ところが日本においては状況が大きく異なる。
市場調査会社IDCによると、2019年第2四半期までに世界で販売されたXbox One約4690万台のうち、日本市場での販売数が占める割合はわずか0.3%という低い数字に留まった。

 北米のゲーム情報サイトである『トゥイーク・タウン』(2月19日)は、Xbox Oneの苦境を伝えている。「オール・イン・ワンを自負するこのゲーム機は、異国の土地で勢いを得ることができず
ニンテンドースイッチとPS4の本拠地で完全に打ち負かされている」と日本勢の強さを強調している。
では、実際の販売台数ベースでの国内勢力図はどのようになっているのだろうか? 
2010年代に売れたハードで比較すると、ゲーム情報誌ファミ通の集計によれば、2018年末の時点でニンテンドー3DSは累計2430万台を売り上げている。
ソニーのプレイステーション4は750万台、ニンテンドースイッチは680万台で追う。しかしXbox Oneは10万台と、ニンテンドー3DSの約0.4%という状況だ。

◆なぜ苦戦? 発売当初から課題多く
 振り返れば2001年の発売当時から、Xboxには懐疑的な目が向けられていた。CNBCは、開発するマイクロソフトはソフトウェアで成功した会社であり、ハードの発売に業界の視線は冷たかったと述べている。
およそ20年を経て欧米では一定の成功を収めたが、日本には未だ浸透の道半ばだ。記事では、日本市場での初代Xboxの立ち上げ時に、「国内デベロッパーの獲得」「本体デザイン」「発売時期」の三点でつまずいたと指摘している。
加えてCNBCは、日本は任天堂、セガ、ソニーの三強のお膝元であるとも述べており、海外メーカーに不利な環境であることも確かだ。

 さらに、据え置き型というスタイルが災いした可能性もある。トゥイーク・タウン誌は、3DSの圧倒的な強さを踏まえ、日本ではハンドヘルド機と携帯ゲームが圧倒的な支持を得ていると伝えている。
近年発売されたニンテンドースイッチも携帯機として持ち歩くことが可能な設計になっており、据え置き専用の設計はやや分が悪いのかもしれない。

◆次世代機スカーレットで巻き返しなるか
 苦境に立たされるマイクロソフトだが、日本市場は依然重要なマーケットだと同社は捉えている。
2020年末には開発コードネーム「スカーレット」と呼ばれる次世代型Xboxの発売が予定されているが、CNBCによるとマイクロソフトは、日本を含めた世界の市場にフォーカスする姿勢を示しているようだ。

 また、スカーレットの責任者はゲーム情報サイトの英『VGC』に対し、日本の顧客の意思を尊重しており、フィードバックに耳を傾けたいと語っている。
一方で日本におけるスカーレットの先行きを予測することは困難だとも述べるなど、弱気な姿勢も垣間見える。8Kの高解像度や高速なGPU搭載などでリードを図る新型機で、マイクロソフトの巻き返しなるだろうか。
ソニーも次世代機プレイステーション5をスカーレット発売と重なる2020年末に予告しており、巨頭同士の覇権争いはますます激しくなりそうだ。


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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch

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