MS「クラウドの普及は当面ない。現状でCSと同じ体験を提供するのは不可能」
クラウドゲームというのは現在、業界の地図を塗り替えるのではないかとの
声が上がるほどに大きな期待を背負っている。
勿論、これまでもGeForce NOWやPS Nowが存在していたのだが
マイクロソフトのxCloudとGoogleのStadiaはそれらとは段違いの商品であり、
それだけにクラウドを取り巻く環境が大きく変化するのではないかと期待されているのだ。
だが、どうもマイクロソフトのフィル・スペンサーはそうは思っていないらしい。
報道陣との対談に応じた彼はクラウドゲームが普及するには
まだ何年もの時間が必要だとの見通しを示していた。彼の発言は以下の通りである。
「率直に言って、クラウドがゲーム業界の主流になる事は当面はないと思います。
まだ何年もの時間が必要になるでしょうね。
例えばネットフリックスを思い浮かべてください。彼らは大きな力を持つために約20年もの時間を要しました」
「技術革新というのは時々、非常に急速な形で状況を変えるので
私達は地道な作業というのを見落としがちですが、彼らがゲームオブスローンズやハウスオブカードなど
世界最大級の番組を制作するのに20年もの時間がかかっているのです。
まあクラウドゲームが主流になるのは20年後だとは言いませんが、しかし2年では不可能です。
テクノロジーの変化というのは一朝一夕で起こるようなものではありませんからね」
「こういったサービスが普及するのには兎角、時間が必要になります。
我々としても長期的な視野に立ったうえで行動していますし、何も今すぐ据置機が不要になり
ストリーミングに取って代わるなどとは思っていません。
現状ではCSと全く同じ体験をクラウドが提供するのは不可能です」
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch