16歳で約3億円超を獲得したフォートナイト世界大会王者、配信中にSWATを送り込まれる
2019年08月13日 11時01分
弱冠16歳で人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」の世界チャンピオンとなって300万ドル(約3億2000万円)を獲得したKyle Giersdorfさんがオンライン配信中に「スワッティング」の被害を受けたことが話題になっています。
Fortnite champ Bugha ‘swatted’ while streaming
https://www.espn.com/esports/story/_/id/27374218/fortnite-champ-bugha-swatted-streaming
‘They came in with guns’: Fortnite world champion Bugha ‘swatted’ during livestream | Sport | The Guardian
https://www.theguardian.com/sport/2019/aug/12/bugha-swatted-fortnite-world-cup-champion-police
「スワッティング」とは、緊急通報用電話番号(日本でいう110番)に「(何らかの)大事件が起こっています」と通報しターゲットの住所を伝えて、相手の元に武装した警官を送り込むイタズラです。スワッティング(SWATTING)の名称は、犯罪の通報に敏感なアメリカではこの種の通報が起こると警察特殊部隊SWATが現場に急行することが由来となっています。
スワッティングは相手の住所さえ知っていれば電話一本で行えるため、手軽に実行可能なイタズラです。しかし、2017年にはカンザス州在住の28歳の男性がスワッティングにより派遣された警察官に射殺されるという事故が発生しており、その被害はイタズラとは到底言えないほど深刻です。
オンゲープレイヤー同士のいさかいから全く無関係の人が警察官に射殺される事件が発生、一体何が起こったのか? – GIGAZINE
今回スワッティングの被害を受けたのは2019年7月に行われたフォートナイトの公式世界大会フォートナイト・ワールドカップ(Fortnite World Cup)のソロ部門を16歳の若さにして勝ち抜き優勝を収めて300万ドル(約3億2000万円)を獲得したKyle Giersdorf(ハンドルネーム:Bugha)さん。スワッティングが起こったのは、Giersdorfさんが2019年8月10日夜オンライン配信プラットフォームTwitchでフォートナイトを配信中のこと。Giersdorfさん本人によると、「僕が説明のために玄関に出たとき、警官はすでに銃を抜いていた」そうです。
By Getmilitaryphotos
ディズニー傘下のスポーツニュース専門チャンネルESPNによると、ペンシルバニア州モンゴメリー郡アッパーポッツグローブ区警察にGiersdorfさんを装った何者かから「自分の父親を射殺した。母親は人質として監禁している」という通報があったとのこと。同区警察部隊はGiersdorfさんの家を包囲しましたが、インターフォンに出た人物が射殺されたはずの父親であったことから、疑いが晴れたそうです。
Giersdorfさんがスワッティングを受けた際、配信は継続されたままでした。武装した警官の応対後、配信に復帰したGiersdorfさんは「すごく恐ろしいよ。インターネットってのは本当に狂ってる」とコメントしたそうです。
https://gigazine.net/news/20190813-fortnite-champion-got-swatting/
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