トランプ大統領「暴力を美化する残忍なビデオゲームを大幅に減らす必要がある」

https://gamerant.com/trump-video-games-shootings/
8月3日土曜日、テキサス州エル・パソのウォールマートで起きた銃乱射事件で21人が死亡した。
それから数時間後の8月4日日曜日早朝、オハイオ州デイトンで別の銃撃事件がおき9人が死亡した。
この凶悪な事件が起きた背景について多くの議論が巻き起こり、
ドナルド・トランプ大統領を含む一部の政治家はビデオゲームによる影響だと述べた。

「我々は、社会における暴力の美化を止めなければいけない。
これには恐ろしく残忍なビデオゲームが含まれている。
今日、問題を抱えた青少年が暴力を称える文化に染まるのは簡単なことだ。
これを止めるか大幅に減らす必要があり、すぐに始める必要がある。」
とトランプ大統領は事件後のスピーチで述べた。

今のところ具体的な発表はないものの、トランプ大統領の「これを止めるか大幅に減らす」と言う発言は、
ビデオゲームやメディア全般における暴力の規制を促す呼びかけと捉えられる。

トランプ政権が大量銃撃事件をきっかけにビデオゲームを標的にしたのは今回が初めてのことではない。
昨年、フロリダ州のハイスクールで銃乱射事件が起きた際にビデオゲームのエグゼクティブと会合が行われたが、
規制や法改正などはされなかった。

エル・パソの犯人はヒスパニック系に対して明確な殺意があり、
犯行前のマニフェストでは白人至上主義とシューティングゲームCall of Dutyの言及があった。