任天堂「今の十字キーのコントローラに満足していない。次世代の標準になる快適なコントローラを作る」
今回の E3 を見ると、ビデオゲームは 30 年ぐらい前からずっと「コントローラーを持って画面を見 てプレイする」のが主流だと感じる。開発者はこれをどう捉えており、この流れはこの先も続くと 考えているか。
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宮本: ビデオゲームを「十字ボタンとボタンで遊ぶ」というスタイルを最初につくったのは任天堂であり、業界のスタンダードになっています。
また、デジタルで 8 方向に操作していた十字ボタンを、 ニンテンドウ 64 で初めてアナログで自由な方向に動かすようにしたのも任天堂で、今では一般的 になっています。
こうした業界標準となっているさまざまなユーザーインターフェースを創作して きたことに、私たちは大きな誇りを持っています。
そして現在のところは、正確さと信頼性を求めるときはこのスタイルが勝っているのだと思いま す。
一方で、早く今のコントローラーから卒業した方がいいとも思い、いろいろなチャレンジをして います。
目標は、今のコントローラーに勝る、自分がやったことがそのまま画面に反映され、その 手ごたえをユーザーがしっかりと自覚できるインターフェースですが、そこまでのものはまだ実現 できていません。
いろいろなモーションコントローラーも試しましたが、合う人と合わない人があ ったりします。
そのようなことを繰り返しながら、一番コントローラーを知っている会社として、 次の世代の標準となり快適に使っていただけるコントローラーをつくりたいと思っています。
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2019/qa1906.pdf
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch