EA「去年の年末にドラゴンエイジの新作を発表していたな、あれは嘘だ」

2014年に評判になったドラゴンエイジ：インクイジションの続編の予告が
昨年のゲームアワードにて公開されていたが、実のところこのゲームは
まだ開発されていない事が判明した。

これはベンチャービートの取材によって判明したもので
彼らによればEAに強制されたためバイオウェア社が意図的に偽の予告映像を制作していたらしい。
バイオウェアはマスエフェクト：アンドロメダが悪評にまみれ
さらにAnthemも発売後は酷評が相次ぐのを事前に予期していたため
ファンの信頼をつなぎとめるべく、強引にドラゴンエイジの新作映像公開に踏み切ったようだ。

この報告は同社でディレクターを務めているケーシー・ハドソンが示唆した主張とも一致性が見られる。
彼もまた昨年のゲームアワード開催前にブログに以下のような言葉を綴っているからだ。

「ドラゴンエイジは我が社にとって信じられない程、重要なシリーズなのだろう。
　だから僕達はこの遺産を引き継げることに興奮しているよ。
　兎も角、来月明らかにされる情報を楽しみにしておいてほしい（どこで、それが公開されるかは言わないでおくけど）」

今、振り返ればこの発言は多くの状況を考えさせられる。
不可解な予告映像を発表しなければならない程、EAは彼らに選択肢を与えなかったのは間違いないだろう。
ゲームアワードで発表されたこの映像は非常に短く実態がつかめない代物であったのがそれを証左している。
あれはドラゴンエイジの新作の発表ではあったが、それ以上は何一つ明らかにしていなかった。