アトラス「Switch『真・女神転生V』は据え置き機向けと携帯機向けの両面がある作品になる」
「真・女神転生V」ですが,発表されてまもなく4か月になります。シリーズファンの反響などはいかがでしょう。
山井氏:
期待の声も寄せていただいていますし,不安の声も当然届いています。そういった皆さんの声を「いろいろな形で叱咤激励をいただいているな」と受けとめています。
4Gamer:
25年続いているシリーズだけあって,プレイヤーそれぞれが思い描く“メガテン観”というのもありますよね。
山井氏:
ナンバリングとしては4タイトル……「真・女神転生III -NOCTURNE マニアクス」と「真・女神転生IV FINAL」があるので4.7タイトルくらいと言えるかもしれませんが,
実際は25年でそれだけしか出ていないシリーズ作品ながら,ファンの皆さんも3世代くらいになっているんです。
例えば,1作めからプレイしていただいている方は初期の雰囲気を求めたり,「真・女神転生III」から入った方はあの世界観の延長上にあるものを期待したり,
「真・女神転生IV」からのプレイヤーさんはIVをベースに新しい形のゲームを期待している……といったように,メガテンとの出会いとなった作品が違うと,期待しているポイントも違うと思うんです。
4Gamer:
同世代で同じ作品から入った人でも,またそれぞれ作品の捉え方の違いも生まれますよね。
山井氏:
はい。「Law」「Chaos」「Neutral」じゃないですけど,一つの作品でも一人ひとり思い入れのある部分は分かれていますよね。
そういったことも考えながら,変わってはいけない部分はしっかり押さえつつ,新ハードで出すというところで,皆さんがびっくりしてもらえるような,新しいゲーム内容や映像を届けたいと思っています。
4Gamer:
初のNintendo Switch向けのゲーム制作かと思いますが,この新ハードでどのような作品を作りたいと考えていますか。
山井氏:
まず,久しぶりの据え置き機向けタイトルとして,テレビでじっくり遊んでもらえるような壮大な内容にしたいと思っています。
もう一方で,3DSで出した「真・女神転生IV」や「真・女神転生IV FINAL」のように,寝っ転がりながら悪魔合体が楽しめるみたいな,携帯機ならではの気軽さも入れたい。ほかにもやり込み要素などもありますが,
据え置き機向け,携帯機向けの両面がしっかりしている作品を目指しています。
当然,悪魔もたくさん出したいですし,ハードのスペックにふさわしいものに仕上げたいと考えています。
悪魔の制作に掛けている労力は,これまでのタイトルと比較すると1体につき3倍ぐらいになっているかと思います。
4Gamer:
凄いですね。それで悪魔もガシガシ動くと。
山井氏:
もちろんガシガシ動くものを,と思っています。その分(制作作業で)ヒーヒー言っているという感じではあるのですが(笑)。
http://www.4gamer.net/games/368/G036838/20180216001/
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