【ゲーム業界参入】健康器具メーカーのタニタ社長、バーチャロンが好きすぎてツインスティック開発に乗り出す
バーチャロンは1995年にアーケード向けに第1作が発売されたロボット対戦ゲームで、以降、シリーズを通して熱狂的なファンに支持されている。その最新作となる、とある魔術の電脳戦機は、15日にPlayStation 4用に発売された。
バーチャロンはもともと、ツインスティックと呼ばれる2つの操縦桿を操作してプレイするスタイルとなっている。コンソール用にツインスティックコントローラがオプションで発売されたこともあるが、とある魔術の電脳戦機の開発を行なったセガゲームスの亙重郎氏によると、今回はさまざまな事情でコントローラの投入を断念したという。
そういったなか、タニタの谷田千里社長が、突如としてツインスティック開発プロジェクトの始動を発表した。谷田氏は、ゲーム業界という異業種への参入理由について、「ゲームで楽しく遊ぶことは健康につながる」としているが、氏が個人的にバーチャロンのファンということの方が大きいようだ。
セガゲームスとしてもこのプロジェクトに一定の協力を行なうが、亙氏は、部品をすべて1から開発しなければならず、かなりの時間とコストが掛かり、完成してもコアなファンを満足させる品質と、妥当な価格を実現するには、さまざまな障壁を乗り越える必要があるとしており、すぐ投入というわけにはいかなそうだ。
なお、谷田氏は今回の件をゲーム業界参入第1弾と呼んでおり、今後、ほかのゲーム関連製品の発表もあり得そうだ。
2/16(金) 12:22
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