本田翼「ゲームは、人生で大切なことを教えてくれた」 あふれるドラクエ愛語る
「原作の漫画も、ドラクエも大好き。好きなものがダブルでやってきて、本当にうれしい」と喜びもひとしおの本田は、「ゲームは、人生で大切なことを教えてくれた」とゲームへの愛と感謝をあふれさせる。
ゲームが、彼女の人生にもたらしたもの。その素顔に迫る。
本ドラマは、「ドラクエX」内で知り合った男女のシェアハウス生活を描くラブコメディー。女性キャラクターにふんしてゲームをプレイしていたオタク男子・たくみ(岡山天音)が、ちょっとした勘違いから、男性キャラクターを使うギャル系女子のみやこ(本田翼)とルームシェアをすることに。
正反対の2人の日常が、コミカルに描かれる。
今ではすっかり、ゲーム好きとして有名な本田だが、以前は驚かれることも多かったという。
それだけに、見た目は“強気なギャル系”でありつつ、部屋では“すっぴんめがねのゲーマー”という、みやこのギャップには、共感できる点も多かった。
「私も自分の中にファッション好きな一面と、ゲーム好きな面が共存しています。そういった部分は自分と重なるし、演じる上でも自然に入り込むことができました。素の私に近い姿が見られるドラマになるかもしれません」
モチーフとなる「ドラクエX」も「大好きなんです。ものすごくハマった」という本田。
「出た当時は、1日18時間くらいやっていたこともあります。オンラインゲームなので、知らない人とチャットができるんです。それがすごく楽しくなってしまって。1年くらいは、仕事が終わったらすぐに帰って『ドラクエX』をつける生活でした」というほどのどハマりぶり。
ドラマのように「ドラクエ」をきっかけとした、現実世界での友情や恋も「あり得ますね!ゲーム性として心を開きやすいのか、『ドラクエX』で出会って、結婚された方もいますし」とユーザーとしての意見を明かした。
ゲーム好きになったきっかけは、ゲーム好きの兄の存在が大きかったといい「ゲームボーイが出た頃に『ポケットモンスター』や『ドラクエ』をやって、どんどん好きになっていったんです」と述懐。
とりわけ“ドラクエ愛”は熱く、「魅力は、憎めない顔をしたモンスター。『攻撃する、しない』など項目で選べるので、焦らずにゲームできるのもポイント。ストーリーも良いし、あまりゲームをしない女性でも親しみやすいと思います」と熱弁は止まらず、「ゲームは人生で大切なものを教えてくれるんです」とも。
「ゲームをしていると、『今回はなぜ負けたのか』『自分に何が足りないのか』と考えるようになります。レベルなのか、使っている武器なのか、装備の強さなのかなど、なぜ今、こうなったのかという原因を、自然と考えることができるようになったんです。そう考えることって、お仕事だけでなく、生きる上でも大切なこと。もともとの私の性格は、感情で突っ走ってしまうタイプなのかもと思いますが、ゲームを通して自分を客観的に見られるようになりました」。
話を聞けば聞くほど、ゲームへの愛と感謝をあふれさせる本田。
まさにゲーマー女子・みやこ役にぴったりだが、みやこが“すっぴんめがね”でゲームをするように、お決まりのゲームスタイルはあるだろうか?
「スウェットですね。スウェットなら、そのままちょっと家から出ることもできますから。始める前に必ず用意するのは、お菓子と飲み物。最近は、チーズ鱈にハマっています(笑)」とリラックスすることが大切なようで、「ゲームをする時間は、現実とは別の世界に旅立つことができる。気分転換にもなって、またお仕事も頑張れます」とニッコリ。
女優としても幅を広げている今、「新しいことに挑戦するのは楽しい」とまっすぐに語るが、ゲームは前進するパワーの源にもなっているようだ。
ドラマイズム「ゆうべはお楽しみでしたね」はMBS・1月6日より毎週日曜24:50~(初回25:20~)、TBS・1月8日より毎週火曜25:28~(初回25:33~)、ほかCBC・HBCでも放送予定
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