メディア「NECの秘密兵器『PC-FX』は、なぜ次世代ゲーム機戦争に敗れたのか」
結局、初代プレステやセガサターンの勢いに太刀打ちできず、大きな差をつけられてしまったPC-FX。その要因はいくつかあると思いますが、発売時の49800円という価格はプレステ、セガサターンよりも高額だったのは衝撃でした。しかも、売れている両ハードはメーカーが自発的にどんどん値下げしていったのも、当時の状況を象徴しているかのようです。
それに、不利な状況をくつがえすほどのキラーソフトが生まれなかったのも事実です。幻となってしまったRPG『天外魔境III』が予定通りPC-FXで発売されていれば……とも思いますが、PC-FX自体の低迷が開発中止を招いたともいわれており、たとえ発売されていたとしても手遅れだったのかもしれません。
結局PC-FXで発売されたソフトは4年間で62本と、ほかの2ハードと比較しても圧倒的に少なく、サードパーティーの参入も数えるほどでした。
こうして発売から4年ほどで存在感を失ってしまったPC-FX。プレステとの次世代ゲーム機戦争に敗れたセガのハードほど熱狂的なファンが目立たないのは、購入者の母数を考えたらやむを得ないでしょう。少しずつ忘れられた存在になりつつあるのはユーザーとしては寂しい限りです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7640efa27b9adacf039a4c492121b7669c191b93?page=3
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch