イマジニア、Switch独占で社長自らシナリオ・プロデューサーを手掛ける新作ADV『ミステリーの歩き方』を発表!
https://www.famitsu.com/article/202410/18138
――社内公募、社内コンペで企画を募集されたんですね。
澄岡
そうなんです。自分もゲームが好きですから、この社内公募に応募したんです(笑)。ただ、“圧”のようになってしまうとよくないので、
私は企画の選考に関わらず、外部の方にフラットに見てもらいました。
――その結果はどうだったのですか?
澄岡
若干言いにくいのですが、私の企画が「いいんじゃない?」ということで選ばれてしまいまして。
――つまりこの『ミステリーの歩き方』は……。
澄岡
はい、私が出した企画です。
――この『ミステリーの歩き方』の企画書を作ったのは澄岡さんで、忖度なく外部の方が選出したのがそれだったと。
澄岡
はい、たまたまそれがいいんじゃないかと言われました。
でも、「アドベンチャー作品ってシナリオが大事だし、作るとなるとたいへんだと思いますけどね」とかいろいろ言われたので、
私もシナリオ制作の経験はありませんから、誰かといっしょにやらないと完成できないなと思い、そこから協力してくれる方を探し始めました。
ただ、イマジニアは家庭用ゲーム機向け作品の開発からしばらく離れていたので、いろいろなパートナー会社も開拓中という時期だったんですよ。
自分に経験はない、だけどすぐに協力会社は見つからない、という状況でしばらくいたのですが、じゃあわかったと、いまできることは何だと思い、
「書いたことないけど、自分で書いちゃおう」という心境にいたりまして、まずはシナリオを12000文字ぐらい書いてみました。
――試しに書いてみたにしてはなかなかの文字数ですね。(※この原稿は約10000字)
澄岡
そうしたら、「もうちょっと女の子がいたほうがいいんじゃない?」とか言われて、足していったら16000文字ぐらいになっちゃったんですよ(笑)。
最初は舞台を東京メインで書いてたんですけど、「東京ではあまり盛り上がらないと思うんですよね。たとえばリゾート地……軽井沢とかどうですか?」
という意見が出てきて、そこでもう1回ゼロから60000文字ぐらいまで書きました。
――昨今、発表から発売ってどんどん短いスパンになってますけど、10月頭にタイトル発表ってけっこう垂直立ち上げで突っ走るみたいな感じですよね。
澄岡
そんな感じはちょっとあります。私が担当のせいなんじゃないかっていうのもありますけど、メンバーも少ないので発表がちょっと遅くなってしまいました。
――なるほど。プラットフォームのハードはNintendo Switchのみですか?
澄岡
はい、Nintendo Switchオンリーでいこうと思っています。
――海外展開の予定は?
澄岡
海外については、ちょっと後で考えようかなと思っていますね。
――まずは、日本のSwitchユーザーしか遊べないゲームになるということですね。
澄岡
確かに、皆さんいろいろマルチで出されてますけど、久々にゲーム業界に戻ってきて限られた人数でやってるところもありますので、
まずはしっかりSwitchで売れるものを作ろう、評価されるものを作ろうということでSwitchだけで準備することにしました。
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