『ステラーブレイド』開発者、韓国でのAAAゲーム作りは“正気の沙汰じゃないと思われた”と明かす

PS5『ステラーブレイド』開発者、韓国でのAAAゲーム作りは“正気の沙汰じゃないと思われた”と明かす。それでも作りたいキム・ヒョンテ氏の熱意

そうして『ステラーブレイド』の制作をはじめたときは、多くの人々に「正気の沙汰ではない」と思われたという。というのも、キム氏によれば韓国ではモバイルゲームが主流となっており、コンシューマ機などでリリースされるゲームの市場は“ほぼ存在しない”ほどだという。そのため韓国にてAAA級ゲームの開発に取り組むデベロッパーは、極めて稀だとしている。

韓国ではキム氏が語るように、コンシューマ向けのゲーム市場が伸び悩む傾向があったようだ。たとえば、アメリカのシンクタンクであるピュー研究所によれば、2018年時点での韓国におけるスマートフォン普及率は95％と、調査対象の27か国でトップを記録（KOREA.net）。一方日本は66％と13位。韓国においてスマートフォンが幅広く普及していることがうかがえる。また、ゲームの違法コピー問題などもあってか、特に2000年代においてコンシューマゲームの市場規模が伸び悩んでいたという

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