高橋名人「プロゲーマーは“子どもの見本”であってほしい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3104e8f895c6c21fe678572e378085462c424d1
任天堂からファミリーコンピュータ(ファミコン)が発売されて、今年で40年を迎えた。ファミコンゲームの実演で一世を風靡した高橋名人は、ゲーム機やソフトが大きく進化し、プロゲーマーやゲーム配信者などゲームを生業にする人も増えた現状について「この変化は当然の流れ」と話す。一方で、ゲーム配信を見る子どもたちも多いことから「プロゲーマーは子どもの見本であってほしい」と警鐘を鳴らす。
高橋名人
「子どもたちは正直だから、僕がゲームで失敗したりすると「名人のくせに」と接してくる。これが結構大変で…。僕の知り合いはステージ上で3回ゲームに失敗して、子どもたちから「帰れコール」が出ていましたからね(笑)。」
「やっぱり子どもたちの見本になってほしいです。配信者側は「視聴者は同世代のファン」と思っているかもしれませんが、スマホが普及した今、幼稚園児など小さな子どもたちが配信を見ている可能性もあるので、そこを意識してほしいですね。ゲームで遊ぶときにどんな言葉を使うのかも重要だと思っています。」
「ゲームに負けたときに足を引っ張った人のことを「戦犯」と呼ぶ文化がある。そういう言葉遣いや人権感覚が子どもたちに悪影響を与える恐れがあります。特に子どもたちは悪い言葉を面白がって使いますので、配信ではできるだけ使わないように心がけていただきたいです。とはいえ、これは現代の子どもたちが影響を受けやすいということではなく、子どもは目に入る対象が面白ければなんでもまねしてしまう。僕が子どものときだって、ザ・ドリフターズを見て同じような悪ふざけはしていましたからね。」
他にゲーム業界が気をつけるべきだと思っていることはありますか。
高橋名人: ゲームの世界観づくりでしょうか。子どもが遊ぶかもしれないゲームで、暴力的な表現がされているのはどうなのかと個人的には思います。これだけCG技術が上がってグラフィックがきれいになると、よりリアルを追求してしまうというのはわかるのですが、外国産のFPS(ファースト・パーソン・シューティング)ゲームなどは撃ち合う相手が人間だったりして、その必要があるのかな、と。
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch