「体力的にもうゲーマーは無理」レジェンドゲーマー、今は引退して警察官に
警部はレジェンドゲーマー
◇1日で198連勝
地元では敵がいなくなったため、対戦相手を求めて全国のゲームセンターを転戦した。高校時代、ヴァンパイアシリーズ第2弾「ヴァンパイアハンター」では1日で198連勝を記録。ヴァンパイアシリーズを含めた格闘技ゲーム大会の通算優勝は「少なくとも20回以上」を数える。
「ゲームが娯楽から勝負事になった。負けたら自分の人生が否定されたと思うほど悔しかった」。平井さんはゲーマー時代をこう振り返る。
転機は25歳。
「もうゲームに100%の体力と時間をつぎこめない」。ゲームの世界からの引退を決め、警察官になる前、最後の大会にと臨んだ04年のストリートファイターの全国大会で優勝した。未練はなかった。
交番勤務、生活安全やサイバー犯罪対策部門などを経て、現在は県警本部情報管理課の先端技術導入推進係として警察業務のデジタル・効率化を進めている。
「ゲームでは、相手がこう動いたら、こう対処するという受け身ではダメ。相手を知り、思い通りにさせないよう自分から動く」。ゲーマーとして培ったこの心構えは警察官になっても変わらない。
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch