「FF16」クリアまで35時間、寄り道要素を含めると70時間のボリューム
高井『FF16』はストーリードリブンのゲームで、シナリオをジェットコースターのように楽しんでもらうことになるのですが、クライヴの生き様をすべて見ようとすると、35時間前後はかかるかと思っています。寄り道要素を含めると、その倍ぐらいいくかも、というイメージですね。
――倍ということは、70時間……。想像以上のボリュームですね。
高井「ストーリーが主体で、寄り道要素が少ないのでは?」という声もいただいているのですが、もちろん、寄り道要素もふんだんに用意しています。
吉田プロジェクト発足時、僕が初期コンセプトを作った当初は、「プレイヤーにはしっかりクリアーを目指してほしい。メインシナリオは濃密なのであれば、仮に20時間で終わってもかまわない。最近のゲーマーはとても忙しいので」と伝えていたのですが、結局増えに増えましたね。
高井僕もそれを受けて24時間ぐらいで、丸一日かけて終わるぐらいでいいかな、と思っていたのですが、作っていくうちに膨らんじゃいましたね……(笑)。
吉田やはり今回は「ストーリーを最後まで、ゲーム体験のひとつとして見てほしい」という思いが当初から強かったのです。ストーリーの尺が長すぎると遊ぶ側も疲れてしまう。だからこそ、『FF16』はジェットコースターのようにドンドン先が気になるように、引っ張っていく作りにしています。
とはいえ、シナリオやバトルのボリュームがかなり多くなってしまったので、ノーコンテニューでカットシーンもスキップせず、ストーリーの筋を理解しながらゲームを遊ぶと、35時間ほどはかかるなと。さらにアビリティを全部習得・強化する、アクセサリを全種類揃える、サイドクエストもすべて遊ぶ、モブハントにも挑戦するといった遊びをしていくと、プレイ時間が7、80時間ぐらいにはなると思います。さらに“つよくてニューゲーム”で全ステータスを持ち越したままもう1度遊んだり、その先にある究極難度“ファイナルファンタジーモード”に挑んだりといった要素も用意していますが、そこはもう上記のプレイ時間としては数えていないですね。
高井スコアアタックの遊びが追加されるのですが、2週目以降はリーダーボードにも対応されるので、それに手を出し始めるとエンドレスに楽しめると思います。世界中のゲーマーや己との戦いになるので(笑)。
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch