『シアトリズム ファイナルバーライン』でなぜタッチ操作がなくなったのか
――ニンテンドー3DSなどの『シアトリズム』ではタッチ操作ができましたが、今回はNintendo Switch版でもボタン操作のみとなっていますが、これには何か理由がるのですか?
鈴井
僕らとしてもタッチ操作に慣れたプレイヤーの方がいらっしゃることは重々承知しています。
最初はタッチ操作を入れることも考えていたのですが、ニンテンドー3DSのタッチ操作が感圧式(抵抗膜方式)だったのに対し、Nintendo Switchは静電容量方式なんですね。
実験はしていたのですが、静電容量方式は微妙なタッチでも反応してしまうところがあって、シビアな操作感がなかなか実現できなかったんです。
ですので静電容量式のタッチ操作でプレイできるようにするとなると、譜面を専用に作り直す必要がありました。
ボタン操作とタッチ操作の譜面の両方を突き詰めて制作するには開発期間やコスト的にもきびしく、
Nintendo SwitchでもTVモード時はコントローラ操作になりますし、今回はボタン操作に絞っています。
間
リズムゲームを遊ぶ方にもさまざまな方がいますけど、やり込むこと考えると、判定はシビアなほうがやり甲斐もあるじゃないですか。
そう考えると、ボタン操作のほうが向いているんですよね。プレイステーション4でもリリースするから、というのも理由としてゼロではありませんでしたけれど、
判断としてベースにあったのはリズムゲームとして判定に納得感があり、しっかりと楽しんでいただくために、というところですね。
続きを読む
Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch