【朗報】『ポケモンレジェンズ アルセウス』、次世代ネットワークライブラリであるNPLNを使用！通信品質を完全改善

Nsoにとって素晴らしいニュースです。
『ポケモン レジェンド アルセウス』は、任天堂の新しくて万能に改良されたオンラインネットワークライブラリであるNPLNを使用しています！
ベータ版ですが、すでにSwitch版『モンスターハンターライズ』で使用されており、モバイルネットワークでもきちんと安定した接続を実現します。

ちなみに、NPLNが開発される以前は、任天堂は3DS時代からNEXをメインに使用していました。
Quazal社（現Ubisoft社）製のRendez-Vousというフレームワークは、昔のWindowsゲームに遡り、マルチプレイのライブ接続にP2P（PiaNexを使用）を使用していました。

このため、モバイルネットワーク上のプレイヤーにとっては、完全にプレイできないわけではないものの、ネットワークの互換性や接続性に多くの問題がありました。
また、複数のサーバーを管理・拡張して負荷を適切に処理するのも大変で、ゲームの発売日やイベントの際に混雑が発生することもありました。

ゲームサーバーのセキュリティも不十分でした。
この1年間で、ごく少数のファーストパーティゲーム（マリオパーティ）がNEXのアップグレードの恩恵を受け、ゲームネットワークデータがコンソールからコンソールへ直接流れるのではなく、サーバーを経由するようになりましたが、これは非常に大規模なものです。

NPLNは、ライブネットワーク通信（PiaNpln）において、最良のシナリオではP2Pを可能にし、接続品質が悪い場合やP2Pが単に不可能な場合は、リレーサーバーにフォールバックする、すべての機能において最新の最先端技術を導入しています。

これら全ては開発者は簡単に切り替えられることができるように、内部的にはNEXと同じような名前を使っているので、全く新しい機能とともに改善（データストアがPLAに戻った！）の恩恵を受けることができます。

要約：任天堂と一部のサードパーティーの新しいゲーム（リストには既にアルセウスが含まれています）は、オンラインが非常に良くなります。より速く、よりスムーズで、より安全で、どこでも動作します。
任天堂はすでに競合他社に追いついており、NPLNはまだ活発に開発されています。

なお、『スプラトゥーン3』は、NPLNを利用することがほぼ確実視されています。
現在実装されている機能は、スプラトゥーン1と2がNEXの頃に使用していたセットに非常に近くなっており、彼らは優れたネットコードが重要であることを知っているのです。任天堂は決して遅れてはいません。開発スケジュールも合致しています。

『ポケモン レジェンドアルセウス』のNPLN使用は、ロスト＆ファウンドと呼ばれる機能のようです。これは完全にNPLNデータストアと同等機能（ゲームサーバーに小さなファイルを保存するため）をテストするために作られたようです（笑）。