記者「ゆたぼんお前ゲームやってるときバリ楽しそうやんw」
https://www.jprime.jp/articles/-/21969
(前略)
最初の動画から遡(さかのぼ)ってみてまず驚いたのは、ゆたぼんがメインチャンネルとは打って変わって、コントローラーを操作をしながらワー! キャー! とはしゃいでいる姿。そのトーンというか、声質が完全に“普通の子ども”なのである。
きっと、少年革命家をやっているときよりも、こちらのほうが素なのだろう。そもそも小学生にして「喋りが紳助」と言われるほうが異質なわけで。しかし、純粋にゲームを楽しむゆたぼんからは、それ以上の切ない雰囲気が漂っていた。
対戦ゲームをひとりでプレイして
彼が最も本数をアップしていたのは『スマブラ』こと『大乱闘スマッシュブラザーズ』の動画。任天堂の看板ゲームのひとつで、マリオやピカチュウといった人気キャラたちがソフトの垣根を越えて登場する“対戦ゲーム”である。今ではオンライン対戦もあるが、まずは友達や家族とプレイするところから始めるのが、“一般的な子ども”が本作を楽しむにあたっての第一歩であろう。
──だが、ゆたぼんは初めからずっとひとりだった。プレイすること自体がはじめてなのかCPU(コンピューター)の敵を前に、
「操作がわからない! あ~どうやったらいいの~! やばいよ~!」
と四苦八苦している。誰か彼に「これが攻撃ボタン、これがジャンプ」と教えてあげる友達はいないのか。敵に倒され続けるばかりで一向に成長しないゆたぼんを見ていると、なんだか特別な情がわいてくる。誰かこの子と一緒にプレイしてあげてほしい、一緒にワイワイ楽しんであげてほしい、との謎の親心。
チャンネル名変更に漂う“哀愁”
『マリオカート』のプレイ動画でもそう。冒頭の画面から「ひとりで」「みんなで」「インターネットで」と一通りカーソルを合わせながら、結局『ひとりプレイ』を選んで、
「まぁ、俺はひとりです」
とつぶやきカメラ目線。一瞬空いた絶妙な間に生まれる哀愁。自虐で言っているわけではなさそうだが、“ひとりマリオカート”はあまり聞いたことがない。
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch