映画『ノーカントリー』(2007)とは何だったのか？善悪を超越した謎の殺し屋に遭遇した人すべてが生死の選択を迫られるサスペンス

『ファーゴ』（1996）『ノーカントリー』（2007）など数多くの名作映画を共同で手掛けたきた兄弟監督、
ジョエル＆イーサン・コーエン。ジョエルは次回作として、デンゼル・ワシントン＆フランシス・マクドーマンド共演
『The Tragedy Of Macbeth（原題）』を控えているが、本作には、イーサンのクレジットがどこにも含まれていない。
これまで幾度に渡り仕事を共にしてきた兄弟が、本作ではなぜ共同で取り組まなかったのだろうか？

そんな気になる疑問について答えてくれたのは、コーエン兄弟による作品の大半を担当してきた映画作曲家、
カーター・バーウェルだ。Score: The Podcastにて、ジョエルが本作を単独で手掛けた理由について、
「イーサンはもう映画をつくりたがらなかったからです」「ほかのことをやりたがっていました」と説明。
バーウェルは、兄弟の関係性が悪化したわけではないというが、「ジョエルがこの映画のあとにどうするのかは、
わかりません」とも続けている。

https://theriver.jp/coen-macbeth-split-why/

先を歩く父親が持つ松明だけが
希望のように思える

確かこんな感じじゃなかったかな
要するに保守思想じゃない？

米軍が使ってる世界最高の性能の消音機も、音を消すためにつけてるんじゃなく、
銃口から吹き出る火が敵から見えないようにつけてる
撃てばズガーン！って音がする

みたいな内容で間違ってないよね？
映画ファーゴの主人公が犯人を追うのやめた版みたいな印象だわ

父親の時代は銃も持たずに保安官やれてたくらいだったのに今じゃアントンシガーのような殺人鬼みたいな奴がそこら中にいる
最後の夢の話は、当然父親のようにると思ったけどそうではない、シガーに殺される未来を示唆している
もはや老ぼれが生きられるような国ではないっていうタイトルに繋がるんだと思った
原作も読んでみたい

「古き良き時代」　って、いつでも、その古い時代を知らない奴らが言ってる言葉なんじゃないか？

ってやつ

当時の奴にインタビューすると　「いや、昔から猟奇殺人はあったけど」　って返事が返ってくるって
日本でもそれがあって、
三丁目の夕日の舞台だった東京の殺人事件と強姦事件は、２０２０年の東京よりずっと多いのに
三丁目の夕日のほうを　「人情があった時代だった」　って考えてる奴が圧倒的に多い

毒にも薬にもならない映画より
時が経ってからも「語れる」のがその証拠

お前らも
このスレで「語ってる」だろ？

最後、奥さんがコイントス拒否して直後にカットが変わってシガーが家から出てきたけどどうなったんだ？　と不思議でしょうがなかったけど、
あれ、キッチリ殺してたんだってね（原作ではそのシーンもあるらしい）
シガーが靴の裏に血が着いてないか確認するところでちゃんと“文脈”を描写してたんだな。しかも、その描写自体、ウディハレルソンを殺した時にも血がつかないように避けてる事で、ある種の伏線も張っていた訳だから素晴らしい。
なんともスタイリッシュな表現じゃあないですか。
間違いなくコーエン兄弟の最高傑作。

アカデミー賞取るのも納得ですわ。