EAの開発者「シングルプレイは同じゲームプレイを続けるだけで全体的に長すぎる。今後のゲームは利用者同士の協力が当たり前になるだろう」
定評のある人物で、そもそも彼の会社自体からして少々変わった作風を好んでいる。
つい最近も2人協力プレイのみという内容のIt Take Twoを発売していれば、幸運な事に批評家から絶賛を受けていた。
これは彼らの前作・A Way Outと同様にアクションを基本としながら
シングルプレイは一切提供せず、オンラインないし画面分割で協力プレイをするだけの作品だ。
このような形のゲームはCOOPを好まない者からは否定的な見方を抱かれるかもしれない。
が、ハリスはそんなことを気にも留めていないようだ。
彼は最初からユーザー同士の協力を前提とし、シングルプレイなど考慮すらしなかったと語っているのである。
これはハリスが報道陣との対談の中で説明していたもので
彼はまず一人用のソフトというのは同じゲームプレイを続けるだけで全体的に長すぎると主張。
今後のゲームは利用者同士の協力が当たり前になるだろうとの見解を示している。
ジョセフはさらにリプレイ性(やり込み要素)についても言及。
前述した彼らの新作は内容量自体それほどでもなく、稀少なアイテムを収集するなど
いわゆるやり込みといった物も存在しないが問題はないとしている。
ジョセフは多くの利用者が途中でゲームを止めてしまうのが主流にあって
何故ゲーマーや批評家や企業がそんなものを重要視するのか理解できないと述べていた。
ウィッチャー3のクリア率が30%未満にとどまっている事などを例に挙げながら無意味な作り込みだと解釈しているようだ。
この男の主張は部分的には正しいのかもしれない。
しかしやり込みを求めているのは一部の人間だけ、というのは必ずしも正鵠を得た意見というわけではないだろう。
そこを重要な点と見るゲーマーもまた多いはずである。
特にここ最近、企業はソフト単価を値上げする素振りを見せており、価格上昇を納得させるためには内容量の増加が不可欠だ。
また幾つかのタイトルは世界観を巧みに構築し、
数百時間もユーザーをゲームに没入させることに成功している。
スカイリムの内容量は圧倒的だが、今作は好評を受け、多くの機種でリマスター版も発売していた。
ペルソナ5もクリアするまで100~200時間ほどかかるが絶賛され、
内容量をより増やした「――ロイヤル」も高い評価を受けている。
これらの作品を思い浮かべるとハリスの主張にも矛盾点を見つけることが出来るだろう。
願わくば、どちらのプレイもそれぞれに見合った形で発展を遂げていくことに期待したい。
https://gamerant.com/it-takes-two-josef-fares-single-player-games-long/
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch