『ファイナルファンタジーIX(FF9)』7月7日で20周年!「全FF大投票」でも上位に食い込んだ名作RPG
2020年7月7日 12時0分
RPGを代表する人気シリーズのひとつとして、30年以上の歴史を紡いできた『ファイナルファンタジー』シリーズ。特にナンバリングでは、その時代における最先端のグラフィックを追求し、ゲームシステムを着実に進化させる、意欲的な姿勢でも知られています。
原点となった初代、ゲーム性に磨きをかけた『II』と『III』、スーパーファミコンで活躍した『IV』~『VI』、PS時代を彩る『VII』などの作品が、80年代、90年代の黄金期を支えてきました。そして、2000年代初のナンバリング作品であり、同時に初代PSのトリを飾ったシリーズ作『ファイナルファンタジーIX』(以下、FF9)が、2000年7月7日にリリースを迎えました。
名作揃いの『FF』シリーズの中でも、この『FF9』が忘れられないという方も少なくありません。『VII』や『VIII』とは大きく異なる切り口、シリーズ黎明期を思わせる世界観、そして忘れられない物語の数々。その魅力を挙げていけばキリがないほどですが、本日7月7日で20周年を迎えた『FF9』について、特徴の一部だけでも振り返りながら、この記念すべき日を祝いたいと思います。
常に最先端のビジュアルを目指し続けてきた『FF』シリーズ。今年の4月に発売された『FINAL FANTASY VII REMAKE』はまさにその最前線ですが、初代もファミコンソフトながら映画を思わせるようなタイトルの挿入など、表現へのこだわりが一貫して見られます。
『FF9』におけるビジュアルの進化ぶりも際立っており、本作よりも約4ヶ月ほど前に「PlayStation 2」(以下、PS2)がリリースされましたが、グラフィックの美しさはPS2ソフトに決してひけを取らないほどの出来映え。熟成期を迎えたハードだからこそ、性能を限界まで引き出す映像美を可能としたのでしょう。
その一方で、ビジュアルの方向性は前作、前々作に当たる『VII』や『VIII』から大きく変化しました。魔法だけでなく科学技術も発展している『VII』は、格差社会のある巨大都市「ミッドガル」から物語がスタート。またバトルシーンではキャラクターたちの頭身が上がるなど、リアルな描写が随所に盛り込まれました。その傾向は『VIII』でより顕著となり、フィールドのキャラクターたちも頭身が上がるなど、リアル志向を更に強める形を辿ります。
ですが、『FF9』の舞台は魔法を主とした中世風ファンタジーとなり、キャラクターたちをデフォルメテイストで表現。卓越したグラフィックで童話や絵本を思わせるような世界観を描き、シリーズ黎明期を思わせる「原点回帰」を素晴らしい映像で綴りました。
続きはソースをご覧下さい
ファイナルファンタジーIX
https://youtu.be/wntPyaNFt3Y
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=wntPyaNFt3Y]
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