映画『フォーリング・ダウン』(1993)とは何だったのか?ストレス社会でぷっつんしたおじさんが誰もが感じる怒りをぶちまける映画
4/24(金) 19:30配信
「フォーリング・ダウン」
「家に帰れない男」と言われれば、やはりこれが思い浮かびます。
マイケル・ダグラスが見事な演技を見せた、ジョエル・シュマッカーによるサスペンスドラマです。
舞台は1991年のロサンゼルス。灼けつくような日差しの中、先の見えない渋滞に巻き込まれている1人の男。
鳴りやまないクラクションに、こちらをじっと見つめる前方車両の子供。地獄のような暑さの中、
狭い車内を飛び回るハエ……。ついに車から飛び出した男は、車を放置してスタスタと歩き出す。
「おい! どこへ行くんだ!」周りからの怒声に男はこう答える。「家に帰る!」
思わず細かく描写してしまいました。いや実に魅力的なオープニング。マイケル・ダグラス演じる主人公は、
ただ家に帰りたい一心で、欺瞞(ぎまん)と欲棒にまみれた薄汚いロスの街でメチャクチャやらかしていきます。
主人公にドン引きしたり、共感してしまったり、とにかく忙しい112分。「ただ家に帰りたい」と願うばかり、
頭のネジが外れてしまった主人公と、それを取り巻く劣悪な社会環境を見ていると、家でボーっと安息を
得ている瞬間がいかに幸せかを実感できるでしょう。社会にまったく安息の無い本作は、一生家から出たくない、
とさえ思わせる説得力があります。
描かれる社会は約30年前であるものの、今観ても共感できてしまうシーンばかり。
少々俗っぽく紹介してしまいましたが、社会派サスペンスとして非常に優れた、ぜひ押さえておきたい一本。
オススメです。
「見ろ!この宣材写真のバーガーはふっくらして美味そうだ。それなのに一体なんだ、この潰れたマズそうな代物は!?」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000016-it_nlab-ent
スレッドURL:http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1589025975/
雑貨屋のおっさんとか全く悪くねえし
ゴルフ場で死んだおっさんもかわいそう
あのロケランで死んだ工事現場の人も何人かいると思うし
この映画でみるべきところはロバートデュバルの老刑事のかっこよさだよ
奥さんがボケはじめて苦悩しながらも事件追い求める姿のほうが応援出来るわ
怒りの矛先は全方位的だからね
人種差別的な怒りもあるかと思えば
ネオナチの差別主義者への怒りもある
そして、怒りも分かるが、
やったことは正当化できないだろうといってあのラストを迎える
定期的に見たくなる
Source: 映画.net