「三國志14」今回はAIを強化して武将の個性を表現 スピードワゴンの2人が魅力語る 好きな武将は「関羽、周瑜」
コーエーテクモゲームスは2020年1月16日,この日発売となった歴史シミュレーション「三國志14」(PC/PS4)の完成発表会を東京都内で行った。ここでは,「三國志」といえばこの人のシブサワ・コウ氏や,プロデューサーの越後谷和広氏が登場。さらに,楽曲をタイアップしているシンガー・ソングライターの岡本真夜さんと,お笑い芸人のスピードワゴンがお祝いに駆けつけた。
発表会ではまずコーエーテクモゲームス代表取締役社長の鯉沼久史氏が登壇。「日本人に愛されている三国志ですが,コーエーテクモゲームスはその普及に一役買ったともいわれており,三国志ゲームのトップを走り続けなければならないという責任があります。今回は歴史シミュレーション作りにおける長年のノウハウと,AI技術によって,多くの方に楽しんでいただける作品になっています」と三国志ゲームにおける同社の立ち位置を語った。
続いて,「三國志14」ではゼネラルプロデューサーを務めるシブサワ・コウ氏は「日本における三国志ブームの背景には,国取りの中で魅力的な人物が描かれる人間ドラマとしての側面があります。こうした要素を歴史シミュレーションに取り入れてきた『三國志』シリーズですが,今回はAIを強化して武将の個性を表現しており,初めての方でも遊べるので,ぜひこの世界に入ってきて下さい」と作品をアピールした。
ここで舞台には,シブサワ・コウ氏と岡本さんに替わって,プロデューサーの越後谷氏と,三国志好きを自認するスピードワゴンの井戸田さん,小沢さんが登場した。
三国志との出会いは,全員が横山光輝氏のコミック「三国志」だという。特に越後谷氏は,自身が「三國志」シリーズのプレイヤーであり,その最新作を手がけることになるとは思わなかった……と感慨深げだった。
三国志好きが集まると必ず出てくるテーマが,好きな武将は誰かというものだが,井戸田さんが関羽,小沢さんが周瑜と解答した。井戸田さんが「関羽は,頭が良くて情に厚い完璧な人。最後は敵国の武将が無名だったことから足元をすくわれてしまったが,親戚が亡くなったときのように辛かった」と関羽の魅力を熱弁すれば,小沢さんも「周瑜の,頭が良くて美しいところに憧れる。時を経ても名前が残り,ずっと憧れられるところがいい」と周瑜を語り,互いに譲らない。
三国志の魅力は何かというテーマに対しても,「3つの国それぞれに正義があり,どの立場で見るかで受け取り方が変わり,現実に置き換えて考えさせられるところ」(井戸田さん),「文字通り,3つの国の“志”の物語であり,そこには生きた人の思いがある。友情,努力,裏切りといった少年マンガの黄金パターンがすべて入っており,現代のマンガでも『キン肉マンならロビンマスクが関羽で,バッファローマンは呂布だな……』と当てはめて楽しめる」(小沢さん)となかなかに熱い。
「自分を武将に例えると,軍師タイプと猛将タイプのどちらか?」と問われると,井戸田さんは「関羽に憧れてますけど,そこまで強くはないですし,お酒が好きなので小さな張飛ですね」,小沢さんは「武将ではなく,言われたままに戦いに行く歩兵。黄巾党の1人ですよ」と回答して会場を笑いに包んだ。
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Source: ゲーム感想・評価まとめ@2ch